top of page

CI(Collective Intellidence)プログラム

​高校生・受験生の驚き「わっ!」や疑問「なぜ?」から探求型の例題を生成します

​以下のフォームに探求の起点となるつぶやきを書き込んでください

サンプルA:「おししい」を探求する

 

Step1:高校生のつぶやき

「ダムにでっかい魚がいた!この魚は美味しいのか?」

 

Step2:AIによる解きほぐし

「いくつかポイントを挙げてご説明します」

①ダムに生息する主な魚と食用について

②美味しさを左右する要素

③「でっかい魚」の正体は?

 

Step3:人間による課題設定(!)

「そもそも、美味しい、不味いの基準ってなんでしょう?」

 

Step4:A Iによる課題探究(?)

 

1. 感覚的・生理学的基準 (Sensory & Physiological Criteria)

これは、人間の五感と身体の反応に基づいた、より普遍的な「美味しさ」の要素です。

  • 味覚 (Taste):

    • 甘味: エネルギー源となる糖分を感じる味。快感や充足感と結びつきやすい。

    • 旨味: タンパク質の構成要素であるアミノ酸(グルタミン酸など)や核酸(イノシン酸、グアニル酸など)を感じる味。コクや満足感をもたらす。

    • 塩味: 生体維持に必要なミネラル(ナトリウムなど)を感じる味。適度な塩味は味を引き締め、風味を際立たせる。

    • 酸味: 腐敗や未熟さを感じさせる場合があるが、適度な酸味は食欲増進や爽やかさをもたらす(例:柑橘類、酢)。

    • 苦味: 毒物を示唆する場合もあるが、適度な苦味は風味の奥深さや独特の味わいとして楽しまれる(例:コーヒー、ビール、ゴーヤ)。

  • 嗅覚 (Smell/Aroma):

    • 食べ物の風味の大部分は、口に入れたときに鼻腔から感じる「香り」によって決まります。食欲をそそる良い香り、不快な香りなど。

    • 例えば、焦げた匂いが強すぎると不快に感じる一方、香ばしい程度であれば食欲をそそる。

  • 触覚・食感 (Texture/Mouthfeel):

    • 歯ごたえ(パリパリ、シャキシャキ、モチモチ、フワフワ、ザラザラなど)

    • 舌触り(なめらか、クリーミー、ねっとりなど)

    • 温度(冷たい、温かい)

    • 刺激(辛味、痺れ、炭酸のシュワシュワ感など)

    • これらは、食べ物の「美味しさ」に大きな影響を与えます。例えば、パリッとした揚げ物、とろけるようなチョコレートなど。

  • 視覚 (Sight/Appearance):

    • 色合い、盛り付け、ツヤ、形などが、食欲をそそるかどうかに影響します。「美味しそう」と感じる最初の印象は、視覚から得られます。

    • 「人は目で食べる」と言われるように、見た目の美しさは美味しさの重要な要素です。

  • 聴覚 (Hearing/Sound):

    • 食べ物を噛むときの音(パリパリ、サクサク、シャリシャリなど)や、調理中の音(ジュージュー焼ける音、グツグツ煮える音)も、美味しさの感覚に影響を与えることがあります。

 

2. 経験的・認知的基準 (Experiential & Cognitive Criteria)

過去の経験や知識、期待などが美味しさの判断に影響を与えます。

  • 記憶と経験:

    • 過去に食べた美味しい料理の記憶や、良い思い出と結びついた食べ物は、それだけで美味しく感じやすくなります。

    • 逆に、一度不快な経験をした食べ物(食中毒、嫌いな食材)は、先入観で不味く感じることがあります。

  • 期待と情報:

    • 「高級食材」と聞くと、美味しく感じる傾向があります。値段、ブランド、評判などの情報が味覚に影響を与えることがあります(プラシーボ効果)。

    • 「旬の食材」や「地元の食材」は、新鮮さや特別感から美味しく感じやすいです。

  • 満足度と充足感:

    • 空腹時に食べるものは美味しく感じやすく、満腹時にはそうでないことがあります。身体が本当に必要としている時に食べるものの美味しさは格別です。

    • 苦労して手に入れた食材や、自分で作った料理は、達成感や愛着からより美味しく感じられることがあります。

 

3. 社会的・文化的基準 (Social & Cultural Criteria)

育った環境、文化、習慣などが美味しさの判断に大きな影響を与えます。

  • 文化・地域性:

    • ある文化ではご馳走とされるものが、別の文化では食べられない、あるいは不味いと感じられることがあります(例:昆虫食、納豆、ブルーチーズ)。

    • 各地域の郷土料理や伝統的な調理法は、その地域の気候、風土、歴史と密接に関わっており、その地域の人々にとっては「美味しい」と感じる基準となります。

  • 慣習と教育:

    • 幼少期に食べ慣れた味は、大人になってからも「美味しい」と感じる基準となりやすいです。

    • 親や周囲の人々の食に対する態度や教育も、味覚形成に影響を与えます。

  • 社会的な状況:

    • 誰と一緒に食べるか、どんな雰囲気で食べるか(楽しい食事会、寂しい一人飯など)が、食べ物の美味しさに影響を与えます。

    • 災害時など、極限状態での食事は、普段なら不味いと感じるものでも非常に美味しく感じられることがあります。
       

​​Step5:人間による例題の作成

Leave to chance

okutsu.info

©Shigeki Okutsu

bottom of page